トップメッセージ

中期経営計画のもと「生化学工業10年ビジョン」の達成と持続的な成長に向けて、歩みを進めてまいります

 当社は、「生化学工業10年ビジョン」のもと、糖質科学に研究開発の焦点を絞り、国際競争力を確立する『グローバル・カテゴリー・ファーマ』としての発展を目指しています。

 10年ビジョン達成に向けた最終ステッ プである中期経営計画(2016年度~2018年度)では、重点地域とする米国での販売拡大を図るとともに、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の確実な進展を目指しています。さらに、探索研究の加速による開発パイプラインの充実に加え、グローバル基準の生産・品質管理体制の強化に取り組んでいます。当期の進捗につきましては、米国での 成長ドライバーである単回投与のジェル・ワンが、着実に売上を伸ばしています。国内では、薬価引き下げの影響があるなか、アルツの新容器の市場投入やシェルガンの販売開始により、医療機関納入本数の増加を確保しました。LAL事業は円高の影響を受けましたが、海外現地通貨ベースの売上は順調に増加しています。新薬開発面では、国内で承認申請中である腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603 の審査が継続しておりますが、当社の最優先課題として早期の承認取得に向け努力してまいります。なお、SI-6603の海外展開を見据え、フェリング・ファーマシューティカルズ社と日本を除く全世界を対象とした独占開発・販売に関するライセンス契約を締結しました。新規の関節機能改善剤SI-613につきましては、国内第Ⅲ相臨床試験を開始したほか、小野薬品工業株式会社と国内での共同開発・販売提携に関する基本合意書を締結し、正式契約に向けた協議を進めています。

 なお、本年6月2日をもちまして、当社は創立70周年を迎えることができました。これもひとえに株主の皆さまのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
当社は、引き続き本中期経営計画を推進することで、事業環境の厳しさをはねのけて10年ビジョンを達成し、次の飛躍につなげてまいります。

株主価値の向上にむけて

『グローバル・カテゴリー・ファーマ』としての発展を通じ、株主価値の向上に努めるとともに、信頼を得続けられる経営を推進していきます。

 生化学工業は、今後も持続的な成長を通じて株主価値向上を目指し、高い信頼が得られるよう努めてまいります。

 株主の皆さまにおかれましては、引き続き、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年6月
代表取締役社長