生化学工業の事業と製品

生化学工業はヒアルロン酸製剤を中心とした医薬品事業を柱に、世界をフィールドとした事業展開を行っています。

  • 医薬品事業は、生化学工業のコアビジネスです。主に高齢者の方々に多い関節疾患などの治療に貢献するヒアルロン酸を主成分とした医療用医薬品・医療機器を国内外に供給しています。

≪国内医薬品≫

国内で製造・販売している主な製品として、関節機能改善剤アルツ、眼科手術補助剤オペガン、内視鏡粘膜下注入材ムコアップが挙げられます。生化学工業は、医薬品の販売部門を持たず、それぞれの製品領域で強みを持つ製薬企業と販売提携しており、アルツは科研製薬株式会社、オペガンは参天製薬株式会社、ムコアップはボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社にそれぞれ販売を委託しています。

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≪海外医薬品≫

海外売上の大半を占めているのは、複数回投与製品のアルツです。現在、最も大きい市場である米国では、バイオヴェンタス社を通じ、スパルツという製品名で販売しています。また近年、経済成長が著しい中国も成長が期待できる市場です。また、2012年1月に単回投与製品のジェル・ワンを米国で発売し、ジンマー社に販売を委託しています。

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≪医薬品原体≫

主に医薬品の原料となるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸を製造・販売しています。1950年に世界で初めてコンドロイチン硫酸の工業生産に取り組み、独自の抽出・精製技術で、高純度、高品質の各種原体を生み出し、製薬メーカー等から高い信頼を得ています。

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  • LAL事業は、医薬品や医療機器の製造プロセスにおける品質管理に使用されるエンドトキシン測定用試薬などの製造・販売を国内外で展開しています。
    エンドトキシン測定用試薬とは、医薬品などに混入していると重大な副作用を引き起こす原因となりうるエンドトキシンという成分を測定する製品で、品質管理をサポートします。

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ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は、化粧品や健康食品などに含まれるものというのが一般的なイメージかもしれませんが、実は、皮膚、眼など、人の体内のいたるところに自然に存在しており、私たちにとってとても身近な物質です。
そのなかでも特に関節の中にある関節液には濃度の高いヒアルロン酸が含まれており、潤滑剤として動きを良くする役割を担っています。

ヒアルロン酸の水溶液は無色透明で

ジェルのようにドロっとしており、

粘弾性の高い物質です。

関節液は骨と骨の間の滑りを良くし、

クッションとしての役割を果たしています。

関節機能改善剤とは?

ヒアルロン酸の特性である高い粘性・保水性に着目して開発されたのが、生化学工業の主力製品である関節機能改善剤アルツです。
アルツは世界初のヒアルロン酸を主成分とした関節機能改善剤で、主に中高年層に多い変形性ひざ関節症※という病気の治療に使用されています。ひざの関節内に直接注入することで、関節の動きを滑らかにし、関節の痛みや炎症を抑えます。

※変形性ひざ関節症とは
加齢に伴い起こるひざの病気で、発症には体重や運動、姿勢などの生活習慣が関連していると言われています。関節の中にある軟骨に栄養を供給しているヒアルロン酸が減少することで、軟骨が傷つき、関節に炎症が起こり、痛みが生じます。軟骨が傷むと動かしたときの衝撃が吸収できなくなり、強い痛みを生じます。